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【2022年】ビタミンC美容液おすすめ人気ランキング&毛穴・シミ効果

ニキビ・毛穴・美白ケアで人気のビタミンC美容液をおすすめ

ビタミンC美容液は、シミ・くすみ、毛穴の開き・たるみといった肌悩みのケアにおすすめです。ビタミンC誘導体、高濃度ビタミン、ピュアビタミンなどが配合されています。

ビタミンC誘導体とは、壊れやすいビタミンCを吸収しやすい形に変えたものです。最近では、ビタミンCを壊さずに肌へ届ける高濃度ビタミンピュアビタミンを配合する化粧品も増えています。

高濃度ビタミンCトライアル
ビーグレン 高濃度ビタミンCトライアル

1,100円(税込) 7日間分

肌表面のケアに良い美容液「Cセラム」が試せるセット。高濃度ビタミンCは皮脂のバランスを整える、キメ肌ケア向き成分。

ナチュールシー 美容液
ナチュールシー 美容液

3,278円(税込) 18mL

希少なピュアビタミンCを高濃度で配合。べたつかず、さらっとしたテクスチャー。8,800円が初回63%OFF。1本だけ購入もOK。

ただし、敏感肌やアレルギー肌、肌荒れで炎症を起こしているなど、ビタミンC美容液を使うとピリピリする・しみる人もいます。濃度の高くないものを選ぶ、保湿ケアなど肌荒れからの回復を優先するなど、肌への刺激に注意しましょう。

オルビス「クリアフル シリーズ」のように、ビタミンC誘導体の他に保湿成分もしっかり配合されている商品がおすすめです。

オルビス ニキビ対策スターターセットの商品画像
オルビス ニキビ・毛穴対策スターターセット

980円(税込) 1週間分 ※初回限定

人気の薬用洗顔料・化粧水・保湿液のミニボトルをセット。5種の和漢植物エキス、ビタミンC誘導体の毛穴ケア成分などを配合。

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目次

ビタミンC美容液で効果的にケアするポイントを美容のプロが解説

美肌菌ケアについて説明する、美容のプロの北川さん

最近「高濃度ビタミン」や「ビタミンC誘導体」の化粧品が増えました。ビタミンCは何となく肌に良さそうとは思うものの、具体的にどんな目的で使えばいいか知らない人も少なくないでしょう。

NARITAIは、久留米市の体質別専門サロン『esthe & make RUBY』オーナー・北川洋子さんに、ビタミンC配合の化粧品について伺いました。ビタミンC美容液の目的を知って、なりたい肌に近づきましょう。

美容のプロの北川さん
監修者 北川 洋子 さん
福岡県在住

エステティシャン・メイクアップアーティスト・スクール講師。久留米市の体質別専門サロン『esthe & make RUBY』オーナー。
メイクアップアーティスト育成スクールの講師を13年間務める。スクール講師の他に美容室や企業へのメイクアップ講習や数々のショーや舞台でメイクを担当、テレビCMなど撮影現場の経験も豊富。
33歳でトータルビューティーを追究すべくエステ業界へ。37歳で独立。現在は腸内美容・美肌菌サロンを経営する他、エステ・メイクスクールも主催。

ビタミンC化粧水・美容液のケア目的と効果

ビタミンCの化粧品は、毛穴を引き締めたい人ニキビ跡など肌の凹凸が気になる人におすすめです。また、紫外線によるメラニンの生成を抑えるため、シミを予防したい人にも合っていると思います。

特に市販のビタミンCの化粧水や美容液は、シミ・そばかすを消すのではなく、予防してくれるものです。シミ・そばかすが気になる人は、季節を問わず取り入れることをおすすめします。

ビタミンC化粧品にプラスして美肌ケアも実践しましょう

ビタミンCの化粧水や美容液はおすすめのアイテムです。毛穴の開きが気になる私も、高濃度ビタミンの化粧品を愛用しています。

一方で、美容液ケアと同時に、肌そのものの状態を良くすることにも注目してみてください。本来の自分の健康的な肌に戻り、自ら自活する肌に導けば、悩みケアも今より簡単になるかもしれません。

健康な肌は美肌菌(皮膚常在菌の善玉菌)がよく働いています。美肌菌が働けば、自ら肌がツヤとハリを生み出し、生き生きとした若いお肌を手にいれることができます。上から補填するケアではなく、肌本来の力を取り戻していきましょう。

美肌菌ケアは丁寧な「落とす」ケアと保湿、腸内環境の改善など、シンプルな方法で叶います。美肌菌の存在にも注目してみてくださいね。

北川さんによる美肌菌ケアのポイントは記事の後半で紹介します。

ケア目的別・市販の人気ビタミンC美容液をおすすめ

ニキビや毛穴、たるみ、シミ・くすみにおすすめのビタミンC美容液

ビタミンC美容液では、配合成分として「ビタミンC誘導体」をよく見かけます。ビタミンC誘導体とは、リン酸型ビタミンCなどビタミンCを吸収しやすい形に変えたものです。

ビタミンC誘導体は、様々なケア目的で配合されています。

  • ニキビ予防:皮脂の抑制効果・抗酸化作用
  • 開き毛穴ケア:皮脂の抑制効果
  • たるみケア:抗酸化効果 など
  • 美白ケア・ニキビ跡ケア:メラニン生成抑制効果 など

同じビタミンC誘導体でも、商品によって配合目的が異なるので注意が必要です。ビタミンC誘導体が有効成分として認められた医薬部外品か、美容効果を期待して配合された化粧品かも、購入前にチェックしておくといいでしょう。

ここでは、肌悩みに合わせてビタミンC美容液を選べるよう、ケア目的別におすすめを紹介しています。

ニキビ予防におすすめのビタミンC美容液

皮脂が過剰分泌されると、毛穴に皮脂が詰まりニキビの原因になります。ビタミンC美容液は、皮脂の抑制効果があるもの、皮脂の酸化を防ぐものを選んでみましょう。

オルビスの「クリアフル モイスチャー」は、ニキビ・毛穴対策向けの保湿液です。皮脂が多い肌であれば「さっぱりタイプ」を選ぶといいですよ。初めてなら、洗顔料や化粧水も一緒に試せるトライアルセットもおすすめです。

オルビス ニキビ対策スターターセットの商品画像
オルビス ニキビ・毛穴対策スターターセット

980円(税込) 1週間分 ※初回限定

人気の薬用洗顔料・化粧水・保湿液のミニボトルをセット。5種の和漢植物エキス、ビタミンC誘導体の毛穴ケア成分などを配合。

ビーグレンの「Cセラム」は、肌のべたつきが気になる人におすすめの美容液。ピュアビタミンCが配合されていて、さらっとして肌なじみの良い使用感が特徴です。

「Cセラム」は現品だと5,170円(税込)ですが、1,100円(税込)でライン使いを試せるトライアルセットがあるので、まずはそちらを試すのもおすすめです。

高濃度ビタミンCトライアル
ビーグレン 高濃度ビタミンCトライアル

1,100円(税込) 7日間分

肌表面のケアに良い美容液「Cセラム」が試せるセット。高濃度ビタミンCは皮脂のバランスを整える、キメ肌ケア向き成分。

ライスフォースの「アクポレス リフレッシュスキントナー」は、角質ケアする拭き取り美容水です。有効成分ライスパワーNo.6には皮脂分泌抑制効果が認められています。

開き毛穴ケアにおすすめのビタミンC美容液

開き毛穴は、過剰な皮脂分泌が原因で起こります。脂性肌(オイリー肌)であれば、開き毛穴が起こっているかもしれません。

開き毛穴ケアにも、皮脂の抑制効果があるビタミンC美容液がおすすめです。さっぱりした使用感のものであれば、脂性肌でも使いやすそうです。

ビーグレンの「Cセラム」は、開いた毛穴を引き締めるケアに向いています。高濃度ピュアビタミンC配合で、テクスチャーはオイルっぽさを感じるかもしれませんが、さっぱりした使用感で年中使えます。

毛穴悩みがある人は、「Cセラム」がセットになったビーグレンのトライアルもおすすめです。

ビーグレン毛穴ケアトライアルセット
ビーグレン 毛穴ケアトライアル

1,100円(税込) 7日間分

クレイ洗顔、化粧水QuSomeローション、高濃度ビタミンC美容液などがセットになった、7日間の毛穴ケア専用プログラム。

肌悩み応じて濃度を選べるオバジのビタミンC美容液なら、毛穴悩みには「C10セラム」を選んでみましょう。グレープフルーツの香りにも癒されます。

エッセンスCE」は、角質ケアのスキンピールで有名なタカミの機能性C美容液です。べたつきを抑えたテクスチャーで、毛穴・くすみの悩みをケアしてきましょう。

たるみケアにおすすめのビタミンC美容液

たるみシワなどの悩みがあるなら、コラーゲンの生成を働きかけるビタミンC美容液がおすすめです。ハリ肌ケアを目的としたビタミンC美容液を選んでみましょう。

トゥヴェールの「クリスタルエッセンス」は肌にハリを与えるビタミンC誘導体美容液です。乾燥による小ジワが気になる人にもおすすめですよ。

クレンジングバームが知られているDUOですが、先行型美容液「ザ エッセンス セラム」も人気です。エイジングサインが気になる人は、ブースターとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

natu-reC(ナチュールシー)の美容液は、高濃度のピュアビタミンCを配合しています。他のビタミンC美容液では物足りない人にぴったりです。さらっとしたテクスチャーなので、べたつきが苦手な人も使いやすいですよ。

ナチュールシーは少し高めなので、初回限定の割引を利用するのがおすすめです。

ナチュールシー 美容液
ナチュールシー 美容液

3,278円(税込) 18mL

希少なピュアビタミンCを高濃度で配合。べたつかず、さらっとしたテクスチャー。8,800円が初回63%OFF。1本だけ購入もOK。

ほとんどの化粧品は真皮層に直接届かないので、たるみやシワに直接アプローチすることはできません。ビタミンC美容液は、ハリケア目的(真皮層でハリ・弾力を育むコラーゲンの生成を促す目的)のものを選んでくださいね。

美白ケアにおすすめのビタミンC美容液

美白ケアの医薬部外品では、有効成分としてビタミンC誘導体にメラニンの生成を抑制する働きが認められています。化粧品の中にも、ビタミンC誘導体が配合された美白美容液があります。

DECENCIA(ディセンシア)の「サエル ホワイトニング エッセンス コンセントレート EX」には、美白有効成分ビタミンC誘導体と油溶性カンゾウを組み合わせた「クレンズビタミンC」が配合されています。サエルは敏感肌向けラインです。

サエルを試したいなら、化粧水や保湿クリームがセットにったトライアルがおすすめです。

ディセンシア サエル トライアルセットの商品画像
ディセンシア サエル トライアルセット

968円(税込) 10日間分

敏感肌向けラインの薬用美白化粧水・美容液・クリームの3点が10日間試せるセット。CCクリーム(1回分)も付いてくる。

ビーグレンの「Cセラム」は、乾燥ぐすみケアにも向いています。ハイドロキノンやレチノールの美容液と合わせて試せるトライアルがあるので、美白ケアが気になっている人は試してみるといいですよ。

ビーグレン 美白ケアトライアル
ビーグレン 美白ケアトライアル

1,100円(税込) 7日間分

高濃度ハイドロキノン配合の美容液が試せる。年齢肌の美白ケアにぴったりのレチノール・高濃度ビタミンCの美容液もセット。

オルビスの「ホワイトニングエッセンス」は、みずみずしいテクスチャーで肌なじみが大変良いのが特徴。他ブランドのスキンケア化粧品とも組み合わせやすいのでおすすめです。

配合成分で選べなければ、好みの使用感の美容液を試してみるといいですね。

ビタミンC美容液の効果について100人に口コミ調査

ビタミンC美容液を購入したことがある100人の女性に口コミ調査

ビタミンCは、化粧水や美容液などに配合される成分として広く知られています。肌荒れにはビタミンC美容液を選んでおけば安心、と何となく考えていませんか?

NARITAIでは、ビタミンC美容液を購入したことがある100人の女性にアンケートを実施しました。

ビタミンC美容液を購入した人は、どのような肌トラブルに悩んでいるのでしょうか。また、実際にビタミンC美容液を使ってどんな感想を持ったのでしょうか。

市販のビタミンC美容液に期待した効果

ビタミンC美容液を購入した100人は、どのようなスキンケア効果を期待していたのでしょうか?アンケートで多かった回答を紹介します。

  • 毛穴の開きや黒ずみを解消したい
  • シミ・くすみをケアしたい
  • ニキビ跡を目立たなくしたい

ビタミンC美容液のイメージとして多かったのは、毛穴ケア、美白ケア、ニキビ跡ケアでした。「シミやニキビ跡を消したい」「毛穴を小さくしたい」といった強い期待をもって、ビタミンC美容液を購入した人も少なくないようです。

市販のビタミンC美容液を使ってわかったこと

今回の調査では、ビタミンC美容液を購入した女性100人のうち19人が「使ってみたけど良くなかった」と回答しました。約2割が望んだ結果を得られなかったようですね。

19人の回答のうち多かったのが、期待していた効果が得られなかったという声でした。

「目元のシミを消したかったのに、まったく効果がなかったから」
30代後半・乾燥肌

 

「肌がワントーン明るくならなかった」
30代前半・混合肌

「良くなかった」と答えた人の多くが、即効的な効果を得るためにビタミンC美容液を手にしたようでした。一方で、肌悩みが軽減された人もいます。

「ビタミンC美容液を使い続けていたら、シミが目立たなくなってきた」
20代後半・混合肌

肌悩みを解決したいなら、化粧品におけるビタミンCの役割を理解し、目的に沿ってアイテムを選ぶ必要があります。

ビーグレン 年齢肌ケアトライアル
ビーグレン 年齢肌ケアトライアル

1,100円(税込) 7日間分

人気美容液「QuSomeレチノA」が試せる年齢肌用セット。レチノール(ビタミンA)は肌の老廃物の排出を促す成分。

また、効果的なスキンケアをするためにも、特に市販の安いビタミンC美容液は肌悩みを直接治療するものではなく、予防の観点で日常的に取り入れるのがおすすめです。

ビタミンC美容液がピリピリするのはなぜ?

ビタミンC美容液の口コミで、よく肌がピリピリ・ヒリヒリしたという人を見かけます。

今回の調査では、ビタミンC美容液を購入した100人のうち「肌がピリピリした」と答えたのは3人でした。人によって合う・合わないはあるようです。

「使ってみたけど、肌がヒリヒリしたのでやめました」
30代前半・敏感肌

 

「肌がすごく乾燥している時は、ビタミンC美容液を使うと刺激を感じることがありました」
40代前半・乾燥肌

敏感肌であったり、乾燥して肌荒れを起こしていたりすると、ビタミンC美容液はピリピリするかもしれません。

ビタミンC美容液がピリピリしたなら、しばらくは丁寧な保湿ケアを心がけ、肌の調子が良い時に再度試してみてもいいですね。高濃度ビタミンの美容液を使っているなら、濃度が低く、数種類の保湿成分が配合されている商品を選ぶのもいいでしょう。

敏感肌向け化粧品を試してみるのもおすすめです。

ディセンシア サエル トライアルセットの商品画像
ディセンシア サエル トライアルセット

968円(税込) 10日間分

敏感肌向けラインの薬用美白化粧水・美容液・クリームの3点が10日間試せるセット。CCクリーム(1回分)も付いてくる。

プチプラ~デパコスまで!口コミで人気の市販ビタミンC美容液をランキング

編集部が調査したところ、ビタミンC美容液を購入した女性100人のうち81人が「買って良かった」と答えました。彼女たちが愛用しているビタミンC美容液の中で、支持の多かった5商品はこちらです。

愛用ビタミンC美容液で多かったのが「メラノCC 薬用しみ 集中対策 プレミアム美容液」です。有効成分としてアスコルビン酸(活性型ビタミンC)が配合されています。

メラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐ他、ニキビ予防ケアにもぴったりのアイテムです。1本・1,628円(税込)なので試しやすいアイテムでもあります。

「メラノCCの美容液は、さらっとした使用感で続けやすいので好きです。コスパもいいですよね」
30代前半・シミとくすみが悩み

オバジ C10セラム」を愛用している人も多かったです。ピュアビタミンCを高濃度配合し、毛穴・くすみ・肌のざらつきをケアしたいなら試してみてはいかがでしょうか。

「皮脂が多い肌なのですが、オバジ C10セラムはべたつかずに使いやすいです」
30代後半・毛穴の開きが悩み

ドクターシーラボの「VC100エンリッチセラム」は40g(約1~2ヵ月分)で7,480円(税込)と高めですが、7人が愛用していました。肌にハリを与えるビタミンC美容液で、エイジングサインが気になる人に良いようですね。

「たるみ毛穴が気になっているので。少し高いですが、みずみずしいテクスチャーで使いやすいので続けたいと思います」
40代前半・シミとたるみが悩み

ビタミンC美容液は、ケアの目的と合っているものを選ぶと良さそうですね。

美肌菌を育ててバリア機能を高めよう

美肌菌について説明する、美容のプロの北川さん

美容系の雑誌やサイトで、「美肌菌」というキーワードを目にしたことはありませんか?

美肌菌(皮膚常在菌の善玉菌)は、肌が自らうるおい、ツヤ・ハリを保つために必要な存在です。最近では、そんな美肌菌に着目したコスメも増えてきました。

今回、NARITAIは、体質別専門サロン『esthe & make RUBY』オーナー・北川洋子さんに、美肌菌を育てるスキンケアについて取材しました。北川さんのサロンでは、美肌菌に着目したメニューが人気です。

美肌菌のことを知って、日々のスキンケアをレベルアップしましょう。

最近よく聞く「美肌菌」って何?

お肌には、皮膚常在菌と呼ばれる細菌たちがいます。このうち善玉菌のことを通称「美肌菌」と呼んでいます。善玉菌のニックネームみたいなものです。

通常、善玉菌(表皮ブドウ球菌)が20%、悪玉菌(黄色ブドウ球菌)が10%、日和見菌(アクネ菌やマラセチア菌など)70%でバランスが取れている状態です。善玉菌が悪玉菌に勝っている状態なので、日和見菌たちは善玉菌の応援をしてくれます。

日和見菌を味方にするためにも、善玉菌つまり美肌菌を育てるスキンケアが大切なんです。

美肌菌が働くと肌にどんな良いことがある?

美肌菌がちゃんと働いている肌には、主に4つの良いことが起こります。

1.ツヤとハリのある肌になる

美肌菌は、汗と皮脂を食べてグリセリンを作り出します。グリセリンは天然の保湿成分で、化粧品にもよく配合されていますね。

美肌菌がちゃんと育っている肌には、まずグリセリンという天然の保湿膜ができます。グリセリンで保湿されていれば、肌はツヤとハリを手に入れることができるでしょう。

2.肌を弱酸性に保ってくれる

健康な肌の表面は、弱酸性(pH4.49~5.59)に保たれています。これは美肌菌が整っているからです。

弱酸性の肌は乾燥を感じにくいはずです。洗顔後に肌がつっぱることもないでしょう。

乾燥肌やニキビ肌で悩んでいる人は、お肌がアルカリ性に傾いています。アルカリ性の肌は悪玉菌が育っていて、ひどく荒れたりもします。

3.肌の菌バランスを整えてくれる

弱酸性のお肌は「有機酸」を出します。

有機酸には肌の菌バランスを整える働きがあり、これを制菌といいます。つまり、悪玉菌が増えるのを抑えてくれるんです。

美肌菌がうまく働けば、肌に良い循環を生み出すと言ってもいいでしょう。

4.抗炎症作用も発揮してくれる

美肌菌が育っている肌は、よく保湿され、弱酸性で健康的です。

美肌菌の良い循環の中にいる肌は、紫外線や花粉などの外的刺激の影響も受けにくく、炎症を起こしにくい状態にあると言えます。バリア機能がきちんと働いているからです。美肌菌が作る抗菌ペプチドは、外来菌や病原菌の定着や侵入を防ぎ、外敵刺激から守ってくれます。

美肌菌が少ない肌では、アクネ菌やマラセチア菌などの日和見菌が悪さをします。ニキビができたり、肌のかゆみや炎症が起こったりするのも、美肌菌がうまく育ってないためです。

美肌菌ケアのポイントを知りたい

美肌菌ケアに特別高価な化粧品は必要ありません。自分に合った化粧品でケアしていきましょう。

美肌菌ケアはとてもシンプル。クレンジング洗顔で肌を清潔に保ち、お肌に合わせた充分な保湿を行うことが肝心です。

夜の美肌菌ケア

夜はまず、メイクや肌表面の汚れを丁寧に落とします摩擦を避けるため、クレンジングはたっぷりと使用し、優しくお顔に馴染ませましょう。洗顔料は、きめ細かな泡を作って、泡を転がすように優しく丁寧にケアしてくださいね。

肌がごわついていると感じたら、古い角質を取り除くケアがおすすめです。ターンオーバーが乱れがちな年齢肌であれば、3日に1回のペースで拭き取り化粧水を使ってあげるといいですよ。

私は、KAIKAさんの「Cell ZENPI ローション」を愛用中です。優しい肌あたりがお気に入りで、肌表面のキメを整えるため、化粧水や美容液の入りを良くするために使っています。

KAIKA Cell ZENPI ローションで古い角質を取り除く美容のプロの北川さん

角質を整えるケアが終わったら保湿をしてあげましょう。

美肌菌に必要なのは潤いのある肌環境です。乾燥しているお肌を美肌菌は好みません。保湿ケアでお肌のうるおいをキープしましょう。

乾燥を感じるなら、化粧水を多めに入れてあげあげてください。パックなどを使って、お肌に充分なうるおいを与えていくこともおすすめです。

美肌菌が働くようになれば、肌は自らグリセリンを作り出せるようになるでしょう。

朝の美肌菌ケア

朝は洗顔料を使わず、ぬるま湯(34℃~35℃)で優しく洗ってあげてください。

夜のスキンケア後、肌は皮脂を作り出して美肌菌を育てます。それをすっかり洗い流してしまうと、せっかくの天然の保湿成分がなくなってしまって、もったいないです。

水は手ですくい、優しく肌に当てるようにして洗います。20回を目安に、こすらずに洗ってあげましょう。

ただし、ニキビ肌で過剰な皮脂分泌のある方は、朝も洗顔をしてあげるといいでしょう。

スキンケア以外に美肌菌を育てる方法は?

美肌菌が育つためには、腸内環境を整えることが重要です。腸内環境が整うと良い血が作られ、健康な肌を育てることになります。

お肌の美しさを保つためにも、腸内環境を良くする食事(和食や発酵食品)を心がけましょう。質の良い睡眠を取ったり、趣味の時間を楽しんだりすることも、ストレス緩和につながり、腸内環境に良い影響を与えます。

化粧品によるケアも大切です。しかし、内面から健康になることこそが、美肌菌を育て、肌本来の美しさを得る近道になります。

外面と内面の両方から美肌菌を育てていきましょう。

ケアの目的に合わせてビタミンC美容液を選ぼう

この記事では、ビタミンC美容液の購入経験者100人にアンケートを実施しました。ビタミンC美容液を買って「良かった」人が愛用する商品は役に立ったでしょうか?

美容液にビタミンCが配合されているからといって、肌悩みをすぐに解決してくれるわけではありません。肌悩みに合わせた商品選びをするためにも、記事内のケアの目的別おすすめ商品をぜひ参考にしてくださいね。

この記事では、美容のプロにスキンケアのポイントも解説してもらっています。肌にツヤ・ハリを取り戻す美肌菌ケアは、今日から始められるシンプルなものです。ビタミンC美容液を取り入れるついでに、ぜひ試してみてください。

ツヤやハリのある健康的な肌を目指して、ビタミンC美容液でケアを始めましょう。

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